韓国ソウルの旅 二泊三日

2024,2月上旬に友人と4人で行ってきました。チケット予約がギリギリだったけど、何とか確保できて安心。初めて名古屋の中部国際空港出発にて。予約して停めた駐車場から上がり下がりも少なくてスルスルと搭乗口まで行けて便利だった!空港から海に出る船や電車の駅もすぐ横に!さすが新しいデザインの空港、よくできてるわ〜

飛行機はLCCの「ジンエアー」で出発、流石に狭いけど2時間少しのフライトなので余裕だった。ほとんど20代くらいの女性のお客さんだった。トイレに行くのも大変な狭さだからトイレは絶対に済ませておいた方がいい。その日の午後は大雪警報が出ている日だった為か分厚い雲の中を通り結構揺れた笑

ソウルへ行く前に先輩社長から「2月に行くの?極寒で死ぬぞ笑」と言われてビビっていたものの、今年の日本の暖冬と同じでソウルも寒くなかった。コレは有り難かった。おかげで街中歩いて移動できた。土地勘が全く無かったから今回は明洞(ミョンドン)地区のホテルを予約した。イメージは新宿って感じかな。賑やかな所だから色々困らないでしょうという見立て。ソウル市は東京23区ほどの広さだそうだ。パリと同じくらいって事か。僕たちの住む町も冬が長く寒いから、寒いソウルには冬を楽しく過ごすアイデアがあるに違いない。と思ってそれを見に行こうと決めていた。

到着した仁川(インチョン)空港からは電車で移動した。一時間ほど。車窓から郊外の街が少し見えた。日本とは違った、でも似てる感じ。高速道路とかも見えてワクワクした。そしてソウル駅から2つ地下鉄乗り換えて明洞だった。地下鉄乗り換えが登り下り(階段数は少ない)が連続して荷物がある僕らは少し苦労した。良い運動にはなった。

この地下鉄駅に繋がる地下道にそんなに広くないお店が沢山並んでいて賑やかだった。なるほど、外は寒いけど地下は暖かい。ソウルは地下が発達しているようだった。色んな店を見かけた。飲食店は少ない感じだけど混んでる。眼鏡屋を沢山見かけた。3000円ちょっとで買える値段だった。10分で渡せると書いてあって良さそうだったのに買わなかった。次行ったら買う。

ホテルに着いてチェックイン。部屋に着いて先ずは流行りのトコジラミ(南京虫)チェック笑。ベッドの四隅を捲り上げて目視。OK!OK!清潔!やっと部屋に着いたぞと安心したらお腹が空いてきた。明洞の街を探索する事に。先ずは食事からなんてブラブラした。話で聞いてたニセモノブランド品の店がいくつもあってお兄さんから声掛けられた。「社長、完璧なニセモノあるよ!見てって!」「また会ったね!兄貴ぃ!見てってよ〜!」友人は腕まで組まれて誘われた笑。でもそんなにしつこくなかった。フィリピン、セブ島の売り子のしつこさに鍛えられたのかもしれない笑。セブ島では何回「NO!」を言い続けたことか。美しい景色の中でNO!プールサイドでNO!思い出すと笑える。ニセモノブランド品の店は一度は中を見てみたい笑

韓国の街は現金払いがほとんどであちこちに両替所がある。明洞はレート良かったと思う。空港のATMでクレジットカードキャッシングで引き出してたけど、持ってた日本円も少し両替した。
日本円の一桁多い感じだ。大雑把に10,000円は100,000ウォンって感じ。
コレが分からなくなってくる。1万ウォンかよ!とか思うと、ああ1000円ね。1000ウォン札は100円程度なのかと。硬貨はあまり使わなかった。
何百円とかの支払いを札で支払うので不思議な気持ちになった。この辺はクレジットカード決済が進んでいくんだろなと。

飲食店経営の僕ら夫婦の勘に任せてもらって地元風のお店で食事。メニューはハングル文字だけどスマホのGoogle翻訳でいける。韓国ビール飲んで食事した。聞いてた通りテーブルにはキムチ他が置いてあった。キムチの美味さたるや!日本で売られてるキムチと違う。なんていうかもっとシンプルだった。浅漬けの様な軽さが美味しい。赤いけどあんまり辛くない。ニラチヂミ、ジャガイモチヂミ、チキンキムチチーズ炒め的なのを食べた。どれも美味。

食事してから明洞をブラブラ。夕方から屋台が出始める。賑やかな屋台。外国人観光客が沢山来ていた。福岡の屋台の様に、同じ場所で営業してる様だった。日本では見たことない食べ物の数々。以前問題になっていたブドウのシャインマスカットも串打ちして飴がけされて売っていた。友人曰く大変美味しかったそうだ。僕たちも2つほど屋台で買って食べてみた。YouTubeで観て美味しそうだった揚げまんじゅう的なもの。名前出てこない。

夜はそれぞれ別行動で、僕は嫁さんと冷麺を食べに近くのお店へ。メニューから冷麺を頼むと「ウチはサムギョプサルのお店なのでお肉の注文お願いします。」と言われた。確かにみんな豚バラ焼いた物を食べてる。それ注文。日本でも食べたことあるから知ってたけど、ごま油で焼いた豚バラ肉に小さなサニーレタスに行者ニンニクの酢漬けとニラキムチ、焼いたキムチ、生ニンニク、サムジャンっていう味噌を一緒に巻いて食べる。生ニンニクに抵抗あったけど、ココは韓国、いってみよう!と食べたら絶品。酒も「ソジェ」っていう韓国焼酎を頼んでみたらコレがまた合うのなんのって!帰国してソジェ買いました。ハマって飲んでいます。

次の日歩いて観光名所「南大門」へ。街行くクルマを見るだけで楽しい。日本車全然走ってない。現代(ヒョンデ)と起亜(キア)の国産車、あとはBMWなどのヨーロッパ車も見かけた。昔に見た韓国のクルマよりデザインが洗練されていて良かった。ジェネシスに乗ってみたい。ジェネシスの写真なかった・・・

南大門をくぐり、その横の南大門市場(ナンデムンシジョン)へ。
なんか上野、御徒町って感じだった。若さ溢れる明洞とは違って歴史の長さを感じる街だった。とにかく広くて見きれなかった。市場で売られてた韓国唐辛子2種類、あと軍物服が売られてる通りでボンバーハット(ロシアの映像とかで見かける長い耳当てのある帽子)、雑居ビルの上階で鉄の箸とスプーン買った。お皿とか鍋とか調理器具の店がビッシリ。とにかく物に溢れていて逆に物欲が無くなるほどだった笑

そこから更に歩いて南山タワーへ。途中古い町並みが見れてよかった。丘の上に建つ南山タワーは1976年の建設だと。エレベーターで登って街をぐるりと見てきた。大きな川の方には沢山のタワーマンションが見えて、北の方には寒そうな高い山々。その辺が38度線で山向こうが北朝鮮のようだった。ソウルって北朝鮮に近い所にあるんですねぇ。

街に戻って食事。歩いたからお腹空いて嬉しい。とにかく色々食べたくなる。もっと食べたかった。夜は僕が食べたかった参鶏湯の店へ。鶏肉一羽を丸ごと使った鍋料理。中に餅米とナツメ、朝鮮人参が入ってる。味は薄味でいかにも身体に良さそう。ココでもソジェとビール。参鶏湯は日本の半額な感じだった。1人一羽で贅沢だった。ホテルに戻り、夜は別行動に。僕たち夫婦は近くのお店へ。カムジャタンの店が気になったけどガラガラで入るのやめた。近くのスンデチゲの店へ。「スンデ」は韓国ソーセージ。中に春雨も入っていて何とも美味しかった。ココでもソジェ。近くに座ってる韓国人カップルが酔っ払って大盛り上がりしてた。そういうのを見るのも楽しい深夜だった。

帰りも空港まで電車。韓国の兵隊さんが乗っていた。引き締まっててカッコよかった。日本では見られない光景。韓国はリアル軍隊がある世界だし、徴兵制度がある国だからかミリタリーファッションしてる人居ない。そういうのもう良いです的な気持ちになるのかな。
帰りの飛行機は晴れの中全く揺れずに乗れました。リクライニングできない席だったけど笑

楽しい国だった。想像以上だった。コロナ明けだし不景気らしいからもっともっと普段は凄いんだろなと。とにかく食事が美味しい。暖かい鍋料理をよく食べたけどそれで身体が温まった。熱くて辛くてニンニクで元気になった。屋台も良い。どこも日本には無いサービス精神に溢れていた。外国的街の汚さ(たまにくる下水臭)はあるけれど、遠く離れた日本のどこかの街って感じで親しみがあった。全て行き尽くしたわけでは無いけど治安は良いと思った。コスメとかアクセサリーとか鬼の充実さでなるほど女性に人気なのも納得だった。行きたい所まだまだ有る。ソウルまた行きたいすぐ行きたい。皆さんにオススメします。

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