忙しかったGW、その他諸々

今年は長い連休でどうなるやらと始まったゴールデンウィーク、定休日以外は動きがあってお店もずいぶんと忙しかった。少し前に取り上げてもらったBSチャンネルの居酒屋巡り番組を観て来てくれるお客さんもまだ続いていて、隙間なく席が埋まる毎日だった。1人だけいるアルバイトさんに協力してもらって沢山シフトに入ってもらえて助かった。2人より3人は全然違う。

菜花はディスプレイにも使えてイイ

ゴールデンウィークなどの連休には頼まれる料理に特徴があって、割と無難というか分かりやすい料理が好まれる。そして高額なものは選ばれない。ファミリー来店が多いのもその理由の一つだろう。前半は割と調子良く料理の提供できていたと思うんだけど、後半は仕込みと体力が追いつかなくなってきて苦戦してしまった。段々と待たせるようになってしまって、間を開けすぎないように料理のおまけなど提供してその場を繋いだ。毎日の天気と気温で頼まれる料理が違うというのもあった。お客さんからデカいクレームにならないようにする為に一つ大事な事があって、料理は待たせても飲み物は待たせないようにするのが大事だと思ってる。どっちも出ないとお客さんは待つのが辛くなっていってしまい、全ての事が気に入らなくなってくるのだ。ココは絶対外してはならない。長年の経験から言える。開店からしばらくは怒らせてしまった事もあった。外食はハレなので、それを台無しにしないようにケアするのが大切。混んでいたら待たせてしまうのは多少はしょうがない。大事なのはケアする事。放っておかない事だと思う。飲食店はGoogleマップの評価に常に晒されている。マイナス評価が多い店はよほど怒らせている証拠。料理云々より接客で嫌な思いすると書かれる印象だ。大事にされてないと感じている証拠。

地鶏と筍の炊き込みご飯

なんか飲食店向けコラムみたくなったけど、コレが分かるまで妻と夜遅くまで話してきた。妻はこの辺よく分かってる方で、僕の方が下手だった。男の不器用さ丸出しだったけどダメさを認めて改善してきた。ここ最近はインバウンド客も来ていて新たな課題を目の当たりにしている状況。外国人観光客は単価が低い。なぜなら休みが長いからだ。聞くと2週間休みとか言う。日本人のゴールデンウィークと一緒な感覚なんだろうなと最近思った。もっと長いけどね、羨ましいわ。そんな社会に憧れる。フランスのパリで働いたレストランも代わりながらバカンス取ってた2週間。丸ごと店が休んだりする店もあった。彼らは休む為に働いてる。当然の権利だと言わんばかりだ。やはりバカンスが集中する夏場は不便なんだけど、そこを社会が許容してるのが見ていて興味深かった。日本人もコレだけ働いても不況とかになっちゃうんだから、いっそバカンス取り入れてちょっと緩く生きてみたらどうだろうかと思う時ある。その分不便さを受け入れなければならないが。。。みんなまとめて連休とか、受け入れる側の負担が大きい。生命削ってこなしてる毎年。

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