友人の誕生日会に誘われて隣町の韓国料屋さん「サランバン」へ行って来た。(くつろぎの場所)という感じの意味だそうだ。この地域のお馴染みの韓国料理屋さんだ。
このお店をチョイスした理由は、2月にソウル旅行へ行ったメンバーだったから、あの時の感動をもう一度なんて感じで。
ママさん1人で切り盛りしてるお店だから、飲み物なんかは冷蔵庫から自分たちで取り出すスタイル。そういうのもまた楽しい。焼酎のチャミスルと、テラって名前のビールでおめでとうの乾杯!またソウルに来たような気持ちになった。旅行って時間的には一瞬だけれども、楽しい思い出はボケない限り一生続く。物より思い出なんてよく言ったもんだ。僕もそう思う。物は失っても心は失わないとも言うかな。とはいえ物も欲しいけどな笑
最初に出てきたキンパは韓国海苔巻き。誕生日の友人が好きで頼んでおいた。日本の海苔巻きとはまた違った美味しさがある。酢飯じゃなくてごま油が効いてる感じ
ママさんが目の前でプルコギを作ってくれた。肉と野菜を焼いて少し甘めの醤油ダレを絡めて食べる。その後そのタレに韓国の春雨(サツマイモデンプンのやつ)を吸わせてツルツル食べるっていう料理。チャプチェに似てるけど違う。このタレが大事らしく、ママさん手作りだそうで色々入ってると言ってた。確かに美味しい。聞くからに手間がかかってる。いつも思ってることだけど、この店は肉が良い。アットホームなお店とは裏腹に肉が良い。
いつの間にか狭いお店は常連さんで埋まっていた。コロナ明けてさらに忙しそう。こういう美味しい料理を囲んで酒飲んで話して、人間の営みの一つである食事を楽しむことって素晴らしいと思う。僕は飲食業に就いてこの喜びを提供しまた享受してきた。作ってもらうってご馳走だ。作るからこそ実感してる。人と会って、旅行に行って、キャンプに行っても、そして普段の生活でも、チャチャっと済ませる時もあるけど、食事は楽しい。食を囲み人が集まるその時間が人生を豊かにする。歳を重ねるほどその思いは強くなってる。健康でいてくれよなマイフレンドよ。いつまでも美味い飯食っていたいよね!
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